セントポーリア丸ケースを作る

 私のところでは、湿度が冬季には45〜55%にしか保てません.やはり、ケースに入れる必要があると思い、川上式セントポーリア丸ケースを参考に作成してみることにしました.川上式セントポーリア丸ケースは、写真でしか知りません.


材料の準備

 下記の材料の他に、筆、セロテープ、クリップ(ガッチャック)、定規、カッターを使いました.

クッキーの缶

丸いクッキーの開き缶を用意しました.
直径約20cmです.
蓋と底の両方を利用します.
塩ビシート

910×600mm 厚さ0.5mm
ホームセンターで、1460円でした.
シートの表裏にフィルムが張ってあります.
これは、最後に貼り付けるまで剥さないこと.その
表面にぺンで書けますので、線を引いたりします.
700×200mmを2枚切り出します.缶の内径の
大きさに丸めます.のりしろは、測ってフィルムに
線を引き、その裏のフィルムを剥し、のりしろ部分
を離してセロテープを貼り、のりしろの目印にしま
す.その後、線を引いた面のフィルムを剥して、接
着剤を塗って、貼り合わせます.
接着剤

塩ビ用の接着剤です.500円でした.
シートの重なる部分を筆で塗ります.
換気に注意が必要です.
乾くまで、両端は、クリップで押さえながら、
中央は手で押さえました.
乾いたら、クッキーの缶を底にして嵌め込みます.

出来あがり
 乾くのを待って出来あがりです.左が蓋を使用、右が底を使用しています.

 植物を入れるときには、底になる缶の中央に鉢を置き、塩ビの枠を嵌め込みます.ケースの蓋は、サランラップで覆います.テキサス式の場合、鉢皿に水(液肥)を入れるので、その水がケース内の湿度を保ちます.80%近くを保てます.
もうひとつ、900×200mmのシートで、直径約28cmの輪も作りました.棚に直接置いて使ってみます.

その後の話.
 実際に使用してみると、内部の湿度は、90%になります.湿度が高い時の注意点は、セントポーリアMLでのお話で、枯れた花や葉を放置しないこと.ベトベトになるそうです.病気の元ですね.また、気根が出易いので、根元の茎に注意すること.気根が出るようなら、湿度を下げるようにした方が良いでしょう.方法は、上のサランラップとの間に隙間を作ればいいので、クリップなどを挟んで調整します.品種によっては、生育が良いものもあるそうです.

 なかなか良いので、もっと作ることにしました.空き缶は、早々無いので、大きな鉢皿を買ってきて使ってみました.鉢皿でも、うまく行きますが、ちょっと欠点があります.鉢皿は、少し上に開いていますので、ケースの幅より余計に場所を取ります.この点は、真っ直ぐ上を向いている缶の方が優れています.でも、長年使って行くと、錆びの問題が出て来ないだろうか?また、鉢皿では、鉢皿の中に鉢皿を置くことになるので、滑ります.滑り止めにクッション材を敷いた方が良いです.

過湿の効果.
 湿度を高めると、はっきり出るのが葉の変化です.ここの画像を見てください.これは、乾燥気味に育てていた苗を、タッパーの中にいれて、サランラップの蓋をして過湿の環境に変えて育てて見たものです.外側の葉は、裏に反ったスプーン状をしています.ところが、タッパーに入れてから成長してきた内側の3枚の葉は、そうなっていません.これは、新しい葉だからまだならないのでは無く、湿度の高い環境で育てて来たからです.他の乾燥した環境にある同程度の生育の同じ品種は、葉が内側でも、外側に反ったスプーン状をしています.

鉢受けの皿を使った実際の工作.
 上記は、材料を示しただけですので、解りにくいかもしれません.今度は受皿を使って、手順を追っての画像で示します.ここのページを見て参照してください.