ウイック栽培では、ピートモスを全く使わなくとも良い結果が得られるという.

 幸い、同じくらいの苗があるので、用土を変えて栽培してみることにした.

    1.
ふつうの用土での栽培.
     2.
ビーナスライトとバーミキュライト.
    .ビーナスライトだけ.
    4.バーミキュライトだけ.


苗は、「マウナ ロア」を使用. この苗を使う理由は、同じような苗がたくさんあったからにすぎません。
いずれの用土も、無肥料で、肥料は液肥にて与える予定。

1.普通の用土(無肥料・テキサス用を流用)
ピートモス、バーミキュライト、ビーナスライトが
入っている.
                 (1998.12.4)
2.ビーナスライト、バーミキュライトによる用土.


                  (1998.12.4)
3.ビーナスライト単独の用土
用土が軽いので、安定が悪そうです。

                (1998.12.4)
4.バーミキュライト単独の用土


                 (1998.12.6)

植替え後は、最初は、メネディールだけで、無肥料で水やりしました。
一週間後に、底の水入れの部分に水が無くなったところで、液肥に切り換えました。20−20−20で、4000倍です。
4000倍では濃過ぎるとの、貴重なご指摘をいただき、1999.1.7.より、6000〜7000倍の溶液にしました。
まだ、少し濃いのかもしれませんが、用土に肥料がありませんので、これくらいにしておきます。

1999.1.12.植えて、ほぼ一カ月が立ちましたので、画像報告をします。

1.普通の用土(無肥料・テキサス用を流用)
中心部分より、新しい葉が出て来ている.
しかし、他の用土と比べると少し小さいかな?
               (1999.1.12)
2.ビーナスライト、バーミキュライトによる用土.
中心部分の新しい葉の伸びが大きい.

                  (1999.1.12)
3.ビーナスライト単独の用土
中心部分の新しい葉が伸びて、色も濃くなってき
た.今のところ一番調子が良いようだ.
                  (1999.1.12)
4.バーミキュライト単独の用土
新しい葉が伸びているがやや小さい.全体的に
色も薄く見える.他より2日遅れて開始している
のでどうかな?
                  (1999.1.12)


予想に反して、ビーナスライトの単用が一番良く見える.植えるとき、ビーナスライト単用なので、できるだけ前の用土を取るようにしたので一番根を痛めているかと思ったのだが・・・・・
まだ開始して間もないので、これからの状況を見守っていかないと解らないと思う.

1999.1.30.本日、脇芽取りをしました.マウナ ロアは、脇芽がすぐ出てくる.と、ゲゲゲ!花芽が付いている!クイズ、さて、花芽が付いたのは、どの株でしょうか.お判りの方は、官製はがきに、住所・氏名・・・・・・ いやいや、失礼、(^^;;
なんと、3番のビーナスライト単用の株です.まだ、小さい花芽の茎が2本付いています.小さいので、もう少し大きくなったら、写真に載せます.

1999.2.5. マウナ ロアだけでは、よく解らないので、他の品種で追試することにしました.同じ位の苗を探したところ、ジューン ローズが2本ありましたので、これで、追試することにしました.追試コーナーを参照してください.

1999.2.28. マウナ ロアが開花した.ビーナスライト単用の用土である.他の用土の苗にも花芽が付いてきた.一番生育が悪いのは、バーミキュライト単用である.もう少ししたら、4つの株の写真をアップします.

1999.3.17.


1.普通の用土(無肥料・テキサス用を流用)
やっと、花が上がってきた.株の状況は良好
である.
               (1999.3.17)
2.ビーナスライト、バーミキュライトによる用土.
花も咲き、次のつぼみも見えている.
株の生育の送れは見えないと思う

                  (1999.3.17)
3.ビーナスライト単独の用土
花が一番最初に咲いた.次々と花芽が
上がってくる.あまり花を咲かせるので
株の成長が止まってきている.
                  (1999.3.17)
4.バーミキュライト単独の用土
一番生育が遅く、まだ花が見えない.
                  (1999.3.17)

1999.6.6.その後の経過報告.
どの株もそれなりに成長した.その後、水やりを忘れたりしたため、下部の水槽にまで伸びた根が何度か枯れてしまい、成長が止まったりした.このために、上記で、実験結果を報告しても無意味と思い中止します.もう一度実験するとすれば、ウイックの水槽は、共通にして、水揚げの状態を一定にして比較すべきと思う.さもないと、成長株によって水の必要量が変わり、かなり注意して水をやらないと、成長の早い株では水切れを起こしてしまう.他もに、2〜3ビーナスライト単用で植えてみた株もあるので、それを踏まえて、結論を以下に示したいと思います.

ビーナスライト単用の用土実験の感覚

1)実験で使用したビーナスライト単用の用土の内容は、ウイックでの栽培で、底に7号のビーナスライトを敷き、ミリオンAと、シーライムを播いて、その上る5号ビーナスライトを用土として入れました.
2)ビーナスライト用土は、用土が軽く、最初に植えた時に、株の安定が悪い状態ですが、根が伸びるとこの不安定さは、改善されます.
3)根の伸びる速度は、一番早く、下部の水槽にまで根が廻ってしまいます.その代わり、鉢の表層は、触っても乾いた状態に見受けられます.用土に5号だけを使ったので、用土内の乾燥が一番強いのではないだろうかと思われた.
4)植え変えなどの実験をしていないので、植え変え時の問題点は未定である.今後、更に実験が必要と思われる.
5)結論
 ビーナスライト単用で、絶対ダメと理由は無かった.5号だけでは、少し問題なので、今後、更に細かい2号や微塵を混ぜることで、なんらかの改良が可能と思われる.単用にすることで、問題が単純化されて、生育の処方が楽になるかもしれない.アルゴフラッシュのような微量元素の入っている肥料や、Dr.キンコンの様な土壌菌を利用すると、ビーナスライトの利点を引き出せると思われる.